福島県出身のシンガーソングライター、片平里菜

シンガーソングライター片平里菜さんはミュージシャン精力的に音楽活動を続けており、日に日に実力、知名度ともに高まっているミュージシャンではありますが、その実力に比べて過小評価を受けているアーティストであるとも感じています。
片平里菜さんの魅力はなんと言ってもその力強い歌声で、高音から低音までしなやかに移り変わるその声は包み込むような優しさも備えています。
アコースティックギターとの相性も良く、とくに弾き語りにおいては彼女の魅力が存分に発揮されます。

またCDの音源よりも生で聴くことで彼女の歌声の力強さをより一層感じることができるので、実際にライブ会場に足を運んで聞く価値のあるアーティストです。
メジャーデビューから5年目を迎え、配信を含めて10枚のシングルと3枚のアルバムをリリースしている彼女の楽曲には独特の視点から作られた曲も多く、タバコと危うい恋愛の依存性を掛け合わせて歌った「煙たい」や、マイナスをプラスに変換することでさらに成長した自分が返ってくることを「仕打ち」という言い回しで表現した「最高の仕打ち」など、独自の目線や解釈を織り込んだ曲が多いのも特徴です。

また片平里菜は福島県出身で、高校時代に震災を経験しており、その当時の経験も楽曲に反映されています。
ファーストアルバムとなった「amazing sky」には高校時代に作られた曲も収録されており、まさに片平里菜の原点とも言えるアルバムになっています。
最新アルバムの「愛のせい」ではアーティストとしての成長が見られ、表題曲「愛のせい」では胸に迫るような怒涛のラストや、上京した後の気持ちを赤裸々に歌った「からっぽ」など、ミュージシャンとしての厚みが増した印象のアルバムに仕上がっています。

なかなかテレビなどの音楽番組には出る機会に恵まれない彼女ですが、ミュージシャンとしてのポテンシャルは決して低いものではなく、コンスタントに良曲を生み出す稀有なアーティストでもあります。
また彼女だけに限らず音楽界には素晴らしい音楽を奏でる逸材が多くいるものの、メディアではなかなか取り上げられないという現実もあり、良いものをより多くの人に知ってもらえるような世の中になって欲しいと思っています。

 

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